こんにちは
TASUQIです。
今回は軽貨物ドライバーとして仕事を初めたい方がまず行う黒ナンバーの取得方法についてご紹介していきます
軽貨物ドライバーとして開業する場合、黒ナンバーの取得は必須です。
しかし、初めてこの仕事をする方にとっては、黒ナンバーは馴染みがなく、どうやって準備したら良いか分からない部分もあります。
そこで、この記事を通して黒ナンバーの取得条件や具体的な取得までの手順を開設していきます
Contents
黒ナンバーとは？
黒ナンバーとは、軽貨物車両に掲げられた黒色のプレートに、黄色のナンバーか書かれたものです。
軽貨物ドライバーとして仕事をする場合、使用車両での黒ナンバー取得は必須となります。
ナンバー取得できる軽貨物車両の条件
黒ナンバーを取得できる軽貨物車両は、軽自動車の中でも「軽貨物車」と呼ばれるものに限定されています。
いわゆる「軽バン」「軽トラック」と呼ばれるものが、軽貨物車に該当します。またこれら車両の車検証の用途欄には「貨物」と記載されています。
代表車種には「ホンダ/N-VAN」「スズキ/エブリィ」「ダイハツ/ハイゼットカーゴ」などがあり、他にも4ナンバー車種なら取得が可能です。
営業所と休憩施設を用意する
黒ナンバーの取得には、営業所と休憩施設を所有していることも条件になります。
自宅でも問題はなく、また賃貸でも所有でもどちらでも構いません。ただし、車両の保管場所は営業所からの直線距離が2キロ以内でなくてはいけません。
黒ナンバー取得の具体的な流れ
具体的な黒ナンバーの取得手順を解説していきます。
知らないことだらけで戸惑う方もいますが、実は全体の流れはシンプルです。
①必要書類を用意する
まずは運輸局に提出するための書類を用意します。
【運輸局に提出が必要になる書類】
- 貨物軽自動車運送事業経営届出書
- 事業用自動車等連絡書（不要な地域あり）
- 貨物軽自動車運送事業運賃設定届出書
- 運賃料金設定書・運賃料金表
- 登録する車両の車検証コピー
また新車を黒ナンバー登録する場合、スペックがわかるページの写しなどを提出する必要があります。
②運輸支局に提出をする
これら書類を運輸局に持参する際は、一緒にハンコを持っていくことをオススメします。軽微な修正等があった場合、ハンコがあればその場で修正することが可能です。
また、運輸局の近くには手続きを代行してくれる行政書士事務所も多く、書類の準備についてよく分からない方はお金で解決してしまうケースも多いです。
わからない場合は運輸局に自ら電話や出向いて相談してみましょう。
③軽自動車検査協会で申請する
続いて、軽自動車検査協会に必要書類を提出していきます。
【軽自動車検査協会で必要になる書類】
・車検証の原本
・申請依頼書
・事業用自動車等連絡書（運輸支局受付印のあるもの）
・住民票（車検証の所有者が自己以外で個人事業主の場合）
・履歴事項全部証明書（車検証の所有者が自己以外で法人の場合）
・ナンバープレート（軽自動車検査協会で購入可能）
運輸局で申請書類を提出して捺印が完了したら、軽自動車検査協会へ書類を提出します。手続きを問題なく終えたら、その日のうちから事業を始められます。
ただし、自賠責保険や任意保険の手続きが完了していない方は、加入が完了してから事業を開始するようにしましょう。
黒ナンバー取得にかかる費用と時間について
黒ナンバー取得にかかる費用は沢山の書類提出が必要になる手続きですが、かかる費用はたったの1,500円です。
また手続きには陸運局と軽自動車検査協会の2箇所を回る必要がありますが、1日で両施設を周れれば、申請を1日で終わらせることができます
ただし、1,500円という金額は、ご自身で全て準備を完結した場合です。
会社によっては手続き代行と称し、書類準備で数万円を請求する会社もあります。
なるべく最初のコストをかけたくない方は自分で行うようにしましょう
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