こんにちは
TASUQIです
今回は軽貨物事業に興味がある方なら、「企業配送」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
今日は、企業配送とは何か、その特徴や仕事内容、仕事をする上での注意点をわかりやすく解説しようと思います。
特に当社は企業配送をメインに業務を行っているため、興味がある方にはかなり参考になるかもしれません。
Contents
企業配送って何?
「企業配送」とは、その名の通り、企業やお店などへ荷物を届ける案件です。
軽貨物ドライバーと聞くと個人宅への配達をイメージする人が多いと思いますが、企業配送での配達先は法人や個人商店などが中心で、BtoBとも呼ばれています。
この企業配送は、料金形態が個建よりも車建や日建が多いので安定した収入を見込める事が大きなメリットです。
また、土日や年末年始やGWなど、年間の休日が多いのも一つ特徴です。
軽貨物ドライバーデビューの方や、育児や子育てで忙しい女性、プライベートの時間を充実させたい方には特におすすめといえます。
宅配と企業配送の違いは?
誰もが知っている「宅配」という言葉は、企業や店舗ではなく個人宅へ荷物を届ける案件を指します。
最も一般的に認知されている配達方式でしょう。
やればやるだけ収入になるので、こちらはガッツリ稼ぎたい人に向いています。
しかし、企業配送では1日の保証金額が設定されていることが多いので、出来高制に不安のある方でも安心して働けます。
一般的には稼働した日数に応じて収入が決まってくると思ってもらえれば大丈夫です
企業配送は安定した収入が得られるといわれるのはこのためで、一般的な売り上げ相場は1日15,000〜18,000円、売り上げにすると月間375,000〜450,000円(税別)になります。
もちろん稼働時間や案件にもよりますが、平均してこのくらいの売り上げが見込めます
この中から経費などが引かれますが、それでもかなり稼げるのがわかります。
平日中心で定時で働ける
企業配送では相手が企業なので、朝の出勤は積み込みやコース策定などで少し早いですが、配達時間は基本的に8〜17時の間でほぼ残業なく働けます。
時間外で自分の趣味やスキルアップに投資できるので、プライベートも充実するでしょう。
男女関わらず働ける
企業配送では、同じ企業やお店への配達が多く時間も読める為、女性のドライバーさんでも家庭やお子様の行事との両立がしやすいので、長く働く事が出来ます。
また、オフィスビルなど女性が多い職場への配達もあるので、雰囲気も含めて男女問わず働ける環境です。
配送先によっては、例えば小学校や女子校など女性ドライバーを求めているところも少なくありません。
軽貨物業界自体、やはり男性が多いところなので女性が入りやすい環境というのは嬉しいです。
再配達が少ない
個人宅へ荷物を配達する際は、住人の方が用事などで不在にしていることがあります。
そうなると、再配達をしなければいけなく、ドライバーにとっては負担になります。
しかし、企業配送は企業やお店などへの配達なので基本的に不在で再配達というのは稀です。
軽貨物ドライバーの悩みの種でもある再配達が少ないのは、他にはない大きなメリットです。
企業配送の仕事内容
企業配送では、文房具やトナーカートリッジなどの消耗品系の事務用品や企業間の荷物を運ぶことが主な仕事内容になります。
先に述べた通り、一度きりの仕事ではなく頻繁に企業などに出入りする為、より良い印象を持ってもらう事が大切になります。
具体的には、繁忙時は配送しないなどの気遣い、挨拶やマナーもいつも以上に気をつけましょう。
ただ荷物を届けるだけではなく、相手に気持ちよく受け取ってもらえるような気遣いが求められます。
企業配送をする際の注意点
例えば、上記で述べた「気遣い」に関することで、相手は企業なので業務時間外はもちろん、昼休みの時間帯も避ける方がいいでしょう。
休みの時に対応をしなければいけないのは迷惑です。
また、企業によっては部署を細分化しており、荷物を運ぶ部署と伝票のサインをもらう部署が別のパターンもあり、慣れないうちは大変かもしれません。
ただ、繰り返し配達をすることで慣れることなので大きな心配は要りません。
そして、企業配送のメリットの1つでもある「安定した収入」ですが、たくさん稼ぎたい人にはあまり向いていません。
他よりも多く稼ぐには工夫ができる仕組みが必要なので、定時で仕事を終えるような企業配送は現実的ではありません。
まとめ
最後にまとめです
企業配送に向いている人は
・安定した収入を得たい
・平日中心の稼働をしたい
・プライベートの時間も確保したい
など企業配送にはたくさんのメリットがあります。
これから軽貨物ドライバーとしてスタートしようと考えている方は、まずはあなたのライフスタイルに合わせて、企業配送という選択肢を入れてみてはどうでしょうか。
コメント